【新唐人2012年12月20日付ニュース】中国の多くの養鶏場では、ひよこは生まれてから45日で3kgの食用鶏に成長し、出荷されます。秘訣はニワトリに各種の薬を与えることだそうです。
鶏舎のニワトリは24時間明るい照明に晒されます。山東省の一部養鶏場では、業者と契約を結んで成長周期の比較的短いニワトリが飼育されます。
ニワトリはひよこの時から、毎日水に溶かした十種類の異なる薬剤を与えられます。アモキシシリン(Amoxicillin)、クロラムフェニコール(Chloramphenicol)などの抗生物質のほか、リバビリン(Ribavirin)など、すでに使用が禁止されている抗ウ
イルス薬が投与されます。
ニワトリが生まれて35日目になると、使用禁止の成長ホルモンが与えられます。デキサメタゾン(dexamethasone)を与えると、ニワトリの体重を1日100g増やす事ができます。
山東省高密小遅家庄養鶏場オーナー 張氏
「鶏の心臓は親指の大きさで、心臓が耐えられなくなります」
張さんによると、デキサメタゾン(dexamethasone)を与えれたニワトリは四六時中えさを食べるので、体重の増加が速くなる一方、ニワトリの健康を著しく害し、死亡しやすくなるそうです。
中国メディアの報道によると、抗生物質で成長したニワトリは、食肉処理後直接ファーストフード店に運ばれ、消費者に販売されます。
中国国内では近年、10歳未満の女の子が胸が膨らんだり、年配の女性が若い女性がかかりやすい子宮筋腫にかかるなどの現象が度々報じられています。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)